イカが釣れたらすぐ対応
釣れたイカが水面から顔を出したら、まずスミを吐かせ(海水が多い)、ザルやバケツに入れてスッテを返してハリを外します。
イカが釣れるときは連発するので、すぐ釣りを再開するためにザルやバケツで窒息死させてシメます。
数杯釣れたら海水で洗い、まとめてジップロックもしくはホームセンター等に売っているビニールの傘袋に密封してクーラーボックスに入れましょう。
釣れたイカは海水に入れるとスミを吐きます。オケの中で死ぬことも多いので釣れたら放置してシメます。
スミを吐かれると船が汚れてしまうこともあり、水を入れずにバケツやザルに入れておくのが無難です。
直接シメる?放置して窒息死でシメる?
イカは数が釣れることが多く、なかなかシメに時間を使うことができないために放置してシメることが多いのですが、ナイフや専用の器具で素早く神経を断ってシメる方法もあります。
ただし、直接シメずに放置してシメてもあまり味は変わらないとの意見が多いようです。
数が釣れるのでそれどころではないのかもしれませんが、実際にイカを直接シメている人は見たことありません。
釣った際は透明感があって赤い模様が見え、シマると白くなり、その後保存状態が良いとまた赤くなります。
いずれにしてもクーラーに十分な量の氷を入れてしっかり冷やすことが大事です。
クーラーに入れる際に気をつけたいこと
イカの身は温度が高いと急速に劣化するため、まず冷やして保管することを第一に考えます。
このとき注意したいのは、クーラー内では絶対にイカを氷や氷が融けた真水などに触れさせないこと。イカの身は真水に触れると浸透で水を吸い、劣化してしまいます。
大きさにより3~5杯ごとにジップロックもしくは傘袋に密封してクーラーボックスに入れます。
こだわりがある方はアルミ製や木製トロ箱に並べてクーラーに入れるのも有効。
イカが重なると墨袋が破けたり、きれいに赤くならないので、できるだけ重ねないように入れます。
なお、冷えすぎても墨袋が破れることがあるらしく、氷とイカの間にタオルや新聞紙などを敷くのもいいようです。
まとめ
・釣れたら水面で一度スミを吐かせ釣り上げたらザルなどに放置する。
・窒息死(シメる)させたらスミを洗い流して3~5杯ずつジップロック、もしくは傘袋に入れクーラーに入れる。
・クーラーには十分な量の氷を入れ、とにかく冷やす。
・イカを氷と真水に直接触れさせない。
・できるだけ重ならないようにする。